猛暑を冷やしてくれるフロンガス、その処理の仕方本当にあってる?

9月後半となりそろそろ秋の空気感となり過ごしやすくなる季節のはずが、まだまだ全国的に猛暑が続いている異常な気象、皆様はどうお過ごしでしょうか。

まだまだ暑い気温が続くと連日ニュースでは話題となっておりますが、暑さが深刻となればエアコンは必然となります。

自動車の運転に関しても秋になれば窓を開ける程度で涼しさを感じられましたが、猛暑日が続くとそうはいきません、エアコンをガンガン使用していることと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そこで今回は主にカーエアコン等で使用されているエアコンガスの種類と廃棄方法についてお話していきたいと思います。

まずエアコンのガスの種類とガスの役割について説明します。

エアコンから出る冷風ですが、空気を冷やすための触媒としてガスが使用されます。エアコンの装置内でガスの圧縮と膨張を繰り返し行われ、空気中の温度を吸収、そして放出することで、冷たい空気へと変わり、快適な室内環境になるのです。

このエアコンの冷媒ガスには沢山の種類がありますが、自動車業界では主に4種類ほどが(CFC-12、HFC-404A、R-134a、R-1234yf)メインに使用されています。

CFC-12、HFC-404A、R-134a、およびR-1234yfは、いずれも冷媒として使用される化学物質であり、それぞれ異なる特性と環境への影響を持っています。

 

 

 

  • CFC-12/R-12(クロロフルオロカーボン-12)

CFC-12はオゾン層に対して非常に強力な破壊力を持っています。物質としても高い安定性を持ち、長期間大気中で存在し続けるため、オゾン層破壊の主要な原因となりました。そのため環境への影響として深刻であり、オゾン層に穴を開けることから紫外線が地球に届き、健康へのリスクが高まります。このようなことから国際的にモントリオール議定書により規制されています。

  • HFC-404A(ハイドロフルオロカーボン-404A)

HFC-404Aはオゾン層には影響を及ぼしませんが、温室効果ガスとしての影響が懸念されています。

こちらも環境への影響があり、温室効果ガスとして大気中で長期間滞留し、地球温暖化に影響しています。404Aガスはオゾン層には影響がないものの、温室効果ガスとしての影響があるため、将来的には代替冷媒への切り替えが進行中です。

  • R-134a(1,1,1,2-テトラフルオロエタン)

R-134aはおそらく一番従来の自動車のエアコンなどに使用されているガスですが、環境への影響としてはR-134aも温室効果ガスであり、地球温暖化への寄与が懸念されています。

  • R-1234yf(2,3,3,3-テトラフルオロプロペン)

R-1234yfはオゾン層に対する影響が非常に低く、温室効果ガスとしても比較的影響が少ないとされています。

近年、新規格の自動車のエアコンなどに使用されており、環境に優しい代替冷媒として注目されています。

環境への影響を考えると、CFC-12は禁止され、HFC-404AやR-134aの使用に関しては将来的な規制が検討されています。一方、R-1234yfは環境に対する影響が比較的少ないため、代替冷媒として積極的に採用されています。

 

4種類のガスの説明をいたしましたが、CFC-12、HFC-404A、R-134aの3種はオゾン層や温室効果といった環境被害が大いにあるガスとして、廃棄には慎重さを必要とするガスですが。上記の説明からR1234はそのまま放出廃棄が可能なのかというとそうではありません。1234ガスも環境被害が0ではなく少ないとされているだけなので、フロン排出抑制法の観点でも放出廃棄は避けた方がいいと考えます。また貴重な資源として再利用が可能であるため、主な二つの観点から適切な処置を施さなければならないのです。

フロン類の回収及び破壊の流れは次のようになります。

①第一種フロン類充塡回収業者がフロンを回収します。

②回収されたフロンは、第一種フロン類再生業者またはフロン類破壊業者によって再生または破壊されます。

③再生または破壊が完了すると、再生証明書または破壊証明書が送付されます。

この証明書は、再生・破壊業者と回収業者の両方によって保存される必要があります。

 

東亜電機工業㈱ではフロン類の回収・破壊、回収ボンベの耐圧検査等の窓口を行っております。手続きから各処置の手配までスムーズなご案内を行います。

またR1234yfのガス回収・充填機の取り扱いもございますのでお問い合わせお待ちしております。

これから先、環境のことを考え、明るい未来を創っていくには、我々が今使っているものが今後どのようなことに影響するのかを考えないといけないのかもしれません。

そこで皆様のサポートを東亜電機工業がお手伝いできればなと考えております。一緒に未来を考えてみませんか?お問い合わせはこちらへ